リフォームの資金計画を立てる際は、工事費用のほかに、各種税金、仮住まい費用などの諸費用、
予備費用などが必要となる場合がありますので、
『リフォーム工事の見積金額=リフォームの総費用』と誤解しないように気をつけましょう。
リフォーム工事は、新築や建て替えに比べて割高になるケースがあります。
解体や工事に手間がかかったり、丁寧な養生が要求されるなどの要因があるからです。
また、壁をはがすなどして“補修が必要な工事”や“追加しなければならない工事”が後から発見されることもあり、
そのような場合、予定よりも費用が増えたり、工期が長引いたりすることがあります。
予想外の出費に備えるためにも、リフォームの資金計画は、ゆとりを持って立てるようにしましょう。
リフォームでは、地方自治体の融資や民間金融機関の『リフォームローン』などを利用することができます。
ローンを利用する場合は、返済のことまでしっかり考えておくことが大切です。
生活を振り返り、子どもの学費や車の購入といった将来の出費などもふまえて検討しましょう。
リフォームでは、地方自治体の『補助金』や『助成金』を受けられる場合があります。
検討中のリフォームが対象となるかどうか、住んでいる地域の自治体に問い合わせてみましょう。
耐震改修工事、高齢者の自立支援住宅の改修助成制度、省エネルギー住宅の助成制度のほかにも、
防犯対策、屋上緑化、マンションに関するものなど、いろいろな助成制度があります。
ぜひ事前に確認してみましょう。
※助成対象工事があっても、申請時期が決められている場合があるのでご注意ください。